不動産の瑕疵担保責任って何?

①不動産の瑕疵担保責任ってなに?

土地や住宅などの不動産を購入した際、購入した物件に隠れた瑕疵(欠陥)があった場合、売主が無償で補修・賠償する責任の事を言います。

 

②隠れた瑕疵ってどんなものがあるの?

隠れた瑕疵というのは、外部からは容易に発見できないようなもののことを言います。

 

◆(例)土地の場合◆

地中に埋設物

事故などの心理的な瑕疵など

 

◆(例)住宅の場合◆

白アリの被害

雨漏り被害

柱・土台・屋根などの腐蝕・欠陥

 

③どこまで責任追及できるのか
例えば、買った家に白アリがいた場合には、損害賠償を請求できます。被害が深刻で住めないような場合は、契約を解除することもできます。

 

※契約を解除できるのはあくまでも目的物の瑕疵により契約の目的が達成できないときです。

 

④責任追及できる期間

責任を追及できる期間は、瑕疵の存在を知ったときから1年間です。不動産購入は、一生に一度あるかないかの大きな買い物ですので、売主の責任は重大です。

 

そのため、売主に一切過失がなくても、責任を負う必要があります。→善意無過失責任と言います。売主が契約時に瑕疵の存在を知っていて隠していた、なんてのは論外です。

 

⑤注意点

この瑕疵担保責任には、売主免責の特約をつけることが認められています。これは基本的に買主に不利な特約は無効です。(有利な特約は有効)

 

例えば責任を負う期間を引き渡しの日から1年間とする

→瑕疵を発見してから〜と比べると随分買主に不利のため、これはもちろん無効ですただし、責任追及期間を引き渡しの日から2年間とする特約は例外的に有効です。

 

知ったときから1年間という規定では、いつ買主が知るかわからないため、売主を長期間不安定な立場に立たせてしまうからです。また、経年劣化などで起こる不具合についても補償を求められるリスクがあるためこのような特約を例外として認めています。

 

⑥最後に…

法律は消費者を守るような内容になっています。ですが、 売買契約は最終的には自身の責任もあります。これからご購入される方は、契約の内容をよく理解し、分からない点は売主様へも直接確認し、十分話し合いながら進めていくことをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です