任意売却物件の転売/購入と同時に利益を確定する方法

今回は、任意売却物件転売をする方法についてお伝えしていきます。しかも、購入と同時に利益を確定させる方法になります。

とても実践的ですが誰でもできることになるので、転売しようと思っているあなたは最後までご覧ください。きっとあなたの役にたつとおもいます。

 

そもそも、任意売却物件で転売は可能かということですが、結論をいうとこれは可能です。よく競売と比較して任意売却の方が金額が高くなるから転売できないと勘違いしている人がいます。

その点については、「任意売却と競売の価格差はどれくらいあるの?」の記事で書いているとおり、任意売却と競売に価格差はないので、転売は可能ということになります。

任売物件の転売手順

まず、任意売却物件で転売するためにしなければならないことがいくつかあります。ここからはそれを順番に解説していきます。

自分で任売物件を選べる

まず大事なところは、任意売却物件を自分で選べることです。いつも話していますが、任売業者は転売できる案件をあなたに渡す理由はどこにもありません。

自分のところで転売して利益をあげることを最初に考えます。なので、あなたは任売業者が知らない任意売却物件の情報を持ってなければ、自分で任売物件を選べません。

 

自分で任売物件を選べないと相場通りの価格で、エンドユーザーに販売する感覚で任売業者に売られておしまいです。そうなると、転売で利益を上げることはほぼ不可能です。

それをクリアするためには、任売業者が知らない任売物件の情報を得ておく必要があります。そして、それは誰でも可能です。

 

ここをクリアできないと、おそらく転売をすることは非常に難しいです。任売業者がもっていない任売情報については、メルマガでお伝えしていますので登録して試してみてください。

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売れる価格を調査する

ここからは、任意売却物件の情報を手に入れたとしてお伝えします。次にするべきことはどういったことでしょうか。これは、競売でも同じことになります。

再販業者と呼ばれる人は、みんなやっていることです。それは、その任意売却物件の売れる価格を知ることです。

 

ある程度の査定は、インターネットを活用して自分で調べることは可能ですが、最終的にはそれだけは不足しています。

最終的には、不動産業者の数件を回り売れる価格を把握するのです。特に、重要なのは買取業者の査定価格になります。

 

仲介業者や任売業者からも査定はしてもらいますが、もっとも重要視するのは買取業者の価格になります。

買取業者がだした査定というのは、実際に買ってくれる査定になります。それよりも安い価格で自分が任売物件を購入できれば転売で損しないですよね。

 

なので、買取業者の査定価格より安い価格で購入すればいいだけです。実際にそんなことは可能なのか。そんな質問がきそうですが不動産の世界では普通にあることです。

買取業者は、仲介業者よりは安く査定しますが任売で買う価格よりは高いことが多いです。なので、ここを一つの指標にします。

 

買取業者はがどれくらいの価格をつけるのか。そして、それよりも安い価格で購入する。これが任意売却物件の転売のコツになります。

内覧時に買取業者と同行する

これは、ちょっとしたテクニックになりますが買取業者に中を見ないと正確な価格は査定できないと言われることが多いです。

そのため、任意売却物件の内覧の際に一緒に同行してもらい本当に買ってくれる価格がいくらなのかを判断してもらいます。

 

任意売却の場合は、内覧に行く際にはすでに購入を決めていることがほとんどですが、この際に購入価格よりも買取価格が安くなれば購入をやめます。

そうすることで、転売での失敗をなくします。任意売却物件で転売する時というのは、買ったと同時に利益にできる状態でないといけません。

 

インターネットビジネスの無在庫転売と同じで、利益が確定している状態の時だけ転売をしていくわけです。そうすることで、損はなくなります。

この内覧があって、正確な買取価格がわかるというのは、競売にはない任意売却の大きな優位性になると思います。

転売する

実際に買取業者の査定額よりも安く買えることが決まれば、購入です。よい任売業者であれば、購入の時点で売却先がすでに決まってるなんてことがあります。

買う時点で両手取引を任売業者はしたいと思っていますので、エンドユーザーの転売先を見つけてくれています。

 

これが一番利益が乗るパターンですね。ただ、いつもいつもそうはいかないので、早く現金化したいのであれば買取業者に売ります。

エンドユーザーに転売するより、買取業者の方が利益の額は減りますが、すぐに現金化できるというメリットが買取り業者にはあります。

 

よく、どんな買取業者がいいですかと聞かれますが買取業者は大手でも中小でもどっちでもいいかなと思います。

私は、任売業者に紹介してもらい大手の買取業者を利用していますが、そこのところは特に決まりはないです。すぐに買ってくれるところであれば、どこでも大丈夫です。

 

また、すぐに現金化することよりも高く売っていっぱい利益をとりたいのであれば、仲介業者にお願いしてエンドユーザーのきゃくづけしてもらいましょう。

そうすることで、在庫を抱える期間は長くなりますが利益の幅は多くとれることになります。

任意売却物件の転売まとめ

今回は、任意売却物件で転売する際にする大まかな流れをお伝えしました。購入と同時に利益にできる物件というのは任意売却物件ではゴロゴロしています。

競売よりも風上物件ですから、当然と言えば当然だと思います。具体的な方法については今回説明した通りです。

 

この手法は、競売で再販している業者であれば当たり前にしています。競売の場合は、入札価格を決める前に、いくらで売れるのか確認をするというステップを必ず踏んでいます。

そうすることで、転売する際に損しないような仕組みを作っているわけです。今回は、任意売却物件の転売で失敗しない方法をお伝えしてきましたが競売などにも応用できます。

 

不動産で転売をする人は、みんなやっていることですが、難しいことは一つもありません。ただ、売れる価格を業者に聞いてまわるだけです。

それで、任意売却物件転売で購入と同時に利益の確定ができるわけですから、実践しない手はありません。

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