今回は、任意売却のゴミ屋敷にお宝物件が多く眠っている理由をお伝えしていきます。任意売却で物件を購入しようと考えた時に、そこがゴミ屋敷だった場合、一般的には敬遠されます。
通常の不動産取引では、ゴミ屋敷は敬遠されるからです。また、購入者の心理を考えてもゴミ屋敷を見てこの家を買いたいなとはなりません。
だから、多くの人は敬遠してしまいます。しかし、任意売却におけるゴミ屋敷は、実はお宝物件になる確率が高いです。
ゴミ屋敷がお宝になりやすい理由
通常の取引では、ゴミ屋敷は敬遠されます。人は見た目でパッと判断しますので、ゴミ屋敷をほとんどの人が敬遠します。
しかし、任意売却のゴミ屋敷については、投資家として決して敬遠するものではありません。むしろ歓迎するべきものです。
ここからは、任意売却のゴミ屋敷がお宝物件になりやすい理由を具体的に解説していきたいと思います。
債権者の同意が得られやすい
任意売却のゴミ屋敷がお宝物件になりやすい1つ目の理由は、債権者の同意が得られやすいところにあります。
ゴミ屋敷は、一般市場で売れにくいため、その分購入価格から指値を出しても債権者(保証会社やサービサー)がOKを出しやすいからです。
ここのところは重要なので、もう一度言います。ゴミ屋敷であれば、多少の無理な指値も債権者が通してくれることが多いです。だから、ゴミ屋敷はお宝物件になるわけです。
ゴミ屋敷でない通常の任意売却物件の場合は、債権者の価格決定権が強いので、購入側から見ると安く買えないことも多くあります。
しかし、ゴミ屋敷という特殊性から債権者は安い価格でも同意してくれるわけです。ちなみに、任意売却を中心にやっている任売業者はゴミ屋敷を喜びます。
なぜなら、ゴミ屋敷であれば債権者からエンドユーザーの客つけを強くいわれないためです。
そのため、任売業者がその物件をそのまま購入して転売することができます。だから、任売業者はゴミ屋敷を嫌がらず喜ぶわけです。
もちろん、どこの場所でもゴミ屋敷がいいというわけではありません。売れる場所に、任意売却のゴミ屋敷があれば転売をやりやすいので任売業者は喜びます。
ゴミ屋敷であれば一般のエンドユーザーに紹介したとしても売れにくい。そして、不動産業者からするとゴミの撤去費用以上の指値が通る。しかも債権者の査定もゆるい。
だから、こんな美味しい物件はないというのが、任意売却のゴミ屋敷がお宝物件になりやすい最大の理由です。
任意売却後にすぐ売れる
任意売却のゴミ屋敷がお宝物件になりやすい2つ目の理由は、任意売却が成立して自分が物件を購入できた後にすぐ売れるということです。(購入と同時に利益にできること)
冒頭でもお伝えしたように、基本的にはゴミ屋敷は売れにくいです。エンドユーザーに売ろうとするとなかなか売れないでしょう。
しかし、ゴミ撤去費用以上の指値が通常通りますので、簡単に転売が可能になります。こういった時に利用するのが買取り業者です。
買取業者に売ることで、すぐに転売できしかも大きな利益を得ることができます。
もちろん購入より前に、売れる価格を知っておく必要があります。具体的には内覧の時に買取り業者と一緒に物件に同行してもらい、価格をつめておくことが重要です。
それさえしていれば、もう購入前から利益が確定して、しかもすぐ買ってくれる人が見つかっているわけですから利益になるまで短くてすむお宝物件になるわけです。
ゴミ屋敷を任売で購入するには?
ここまで、任意売却のゴミ屋敷がお宝物件になりやすいという話をしてきました。これは、任意売却物件を購入する投資家も同じです。
投資家にとってもすぐ利益がでる物件が転がっているので、任意売却で物件を買おうとする際にゴミ屋敷だったとしても、嫌がらないようにしてください。
任意売却で購入する時というのは、基本的に最初に買えるマックスの金額を任売業者に話をしておきます。そして、内覧などを経て金額が確定します。
なので、もしゴミの撤去費用が気になるのであれば、内覧の際にゴミ処理業者を呼んでどれくらい金額が必要かあらかじめ算定しておけばよいわけです。
そうすれば、ゴミの撤去費用が大きくずれることもありません。また、ゴミの撤去の場合は自分でやろうと思えばやれます。
シルバー人材センターやアルバイトを利用して、ごみを一緒に撤去すれば格安でゴミを撤去することが可能になります。
安く抑えたいのであれば、それぐらいの工夫をすればゴミの撤去は誰でも可能になります。なので、ゴミ屋敷はチャンスが多いわけです。
もし、任売業者からゴミ屋敷なんですけどと紹介されたら喜んで購入するぐらいのマインドをもっておくとよいと思います。
任意売却の中でも、ゴミ屋敷はかなり値引きが可能な物件になります。債権者が正確にゴミの撤去費用がわからないため、見積書を出せば指値が通りやすいです。
しかも、写真などの見た目から他には誰も買わないのではないか。そんなことをイメージします。だから、ゴミ屋敷の任意売却は大きなチャンスが転がっているわけです。
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